くぁ…と欠伸をしながら南街をまわっていた。


「ここの一番は…」


とりあえず南街の№1を潰すことにした。
ソイツが総長の名を語ってなかったとしても…どうでもいい。

どちらにせよ……


「……俺らには邪魔だ。」



一言、小さく呟いて№1と呼ばれる場所に向かった。




~・~・~・~・~・


…着いた、のはいいけど…



「どうなってんの…」



廃墟の正面のドアがなく、中に横たわる人影が1つ見えた。



「…何処かのチームが攻めてきたのか……」


とりあえず中に入って見ることにした。


そこは見事に倒された後の人が転げていた。
ほぼ全員意識を飛ばしている。



「……ちっ」



せっかく来たのに…意味なかった。