開けた瞬間唖然とした。


「ふざけてやがる」



そこには誰もおらず、窓が開かれていた。
俺らの戦いをみて尻尾巻いて逃げたらしい。



「これが南街№1とは…考えたくもねぇな。」



絶対見つけ出して捻り潰してやる。



部屋の中には12コのコップがおいてあった。
きっと総長は6人だ。


馬鹿なやつらだな、こんなわかりやすい証拠残してノコノコ逃げるとは…



まあいい。
今日中に見つけ出して潰してやるだけだ。



-----------カチャッ



そう心に思い、部屋をでた。


部屋を出てすぐに見えた人影は4つ。
どうやら全員倒してしまったらしい、さすがと言うべきか。


誰一人として怪我を負っていなかった。