ひきだしから、男子!


 店員がゴミを処理す

 るために出て来る。

 物置の鍵をあけ、太

 ったゴミ袋を押しこ

 む。

  怪しい黒ずくめは

 体をひっくり返し

 て、口笛を吹いて店

 員が去るのを待った。

 そして再びうろうろ

 する。

 「俺だよ」

 ほっぺたをかいてB

 は笑った。

 「はぁ? 

  何やってんの」

 彼はちょっと気まず

 そうに、片頬を緩め

 る。

 「エロ本

   物色してんの」

 牡丹の表情が凍る。

 「あれ、

 俺言ったよね? 

 ベッドの下に……」

 「……聞いたけど」