ひきだしから、男子!


 「なんでよ」

 「いいから!」

  なんもよくない

 し。人を殴ってまで

 止めることか。

  牡丹はとりあえず

 黙ることにして、頭

 を押さえたまましゃ

 がんだ。大変強く叩

 かれたらしく、頭蓋

 骨がじんじんした。


  放課後、またして

 も畑山を尾行……は

 しなかった。今日は

 ボランティアの日だ

 から夜まで面白いこ

 とはないよと、

 分身? が言ったか

 らだ。
 
 
  牡丹は彼に道案内

 させて、すずらん通

 りに

 行くことにした。