ひきだしから、男子!


 太陽がピカーンと輝

 いている。

 全開にした窓から、

 ぬるい風がとろとろ

 と流れてくる。

 牡丹の机と窓のある

 壁との間で横になっ

 ていた自称畑山が、

 むにゃむにゃと唇を

 動かした。濃いまつ

 げの上で、光が揺れ

 る。捲りあげた袖か

 らのびる腕に、筋が

 浮く。彼は猫のよう

 に体を伸ばして、パ

 チリと目をあけた。

 しわしわのYシャツ

 にスラックス。

 制服を着ているので

 ある。