ひきだしから、男子!


 幻とはいえ、生のお

 しりでなどどこにも

 座って欲しくなかっ

 た。

 「おまえ……けっこ

 う暴力的なんだな。

 学校ではおとなしい

 のに」

 腰をさすりながら、

 畑山の幻は牡丹をに

 らむ。彼女は、何の

 手入れもしてないの

 に薄すぎる眉毛を、

 歪めた。

 彼は鼻のつけねにし

 わを寄せ、腕を組ん

 だ。