ひきだしから、男子!


  日曜日は、ご飯も

 食べずに沈みこんで

 過ごした。

 透は学校でも謝って

 きたし、電話でも謝

 ってきたし、お見舞

 いのフルーツなんか

 を部活帰りに届けて

 くれたりしたけど、

 それはなんの見舞い

 なんだよっていう感

 じで、一応許しはし

 たが、牡丹の内奥は

 もやもやと

 していた。

 


  びくびくしながら

 席につく。じっと身

 を固めて、誰かから

 非難されるのを、待

 つ。

  だけど、みんな普

 段通り、牡丹の存在

 など気にもとめな

 い。ほっとしたよう

 なガッカリしたよう

 な。彼女はいつもと

 同じように授業を受

 けた。