ひきだしから、男子!


 Bに目をやると、彼

 はいかがわしい書物

 に愛撫していた。

 「わかった」

 「本当? 双葉さん

 が話のわかる人で良

 かったよ。これから

 よろしく」

 入塾する予定はない

 が、牡丹はしっかり

 とうなずいた。




  その後もいろいろ

 な方法を試みたが、

 全てうまくいかなか

 った。

 しかも、畑山が牡丹

 を警戒し始めたせい

 で、校外で彼に接触

 できる機会が、一切

 もてなくなった。

 なんのアクションも

 起こせないまま日に

 ちだけがどんどん過

 ぎる。

  焦った牡丹は再度

 教室でアタックする

 ことにした。