ひきだしから、男子!


 「いや……」

 それが大アリなんだ
 
 よ、お部屋が大変な

 ことになってるんだ

 よと、続けようとし

 た牡丹はBに口を塞

 がれた。

 「ん? 誰が言って

 たの」

 透がみかこにつめよ

 る。みかこは曖昧に

 微笑み、何か不思議

 なものでも発見した

 ように声をあげた。

 教室中央に、牡丹達

 の視線を誘導する。

 「誰? あれ」

 透が不穏な声を発す

 る。

 畑山と、見かけない

 女の子が何やら楽し

 そうに話している。