バタバタと二階にあ がり、机にむかい、 教科書とノートを開 く。手もちぶさたに 落書きしていると、 母親が帰ってきた。 階段を あがってくる。 「ただいま、ちゃん と勉強してた?」 「うん」 牡丹は疲れたように ため息をつき、背伸 びなんかしてみる。 すると、母親は満足 そうに笑った。 「お疲れさま。 シュークリーム 食べる?」 「うん」