芽を出した
暖かなあなたの微笑みと
優しい声を聞いて
自分の中の'恋'という名の
大切な花の一歩

小さな小さな恋心
でもそれはきっと
誰にも分からない


だってまだ自分も
その芽が出たことに
気がついていない


春の心地よい日差し
桜の花びらが舞う
たった一瞬
すれ違うとき


きっとその芽に気付くのは
もっとずっと後のこと