「ならいいです。」

「待てよ、」

腕を掴まれた。
あーもう最悪だよ。
嫌そうな顔をすると、

「んでそんな嫌そうな顔すんだよ。」

「いや、普通でしょ。」

「へー俺のこと嫌いな奴もいるんだ。」

はい、ナルシきました。
嫌いどころじゃなく大嫌い。


「はい、嫌いですよ。」

「どこが悪いわけ。どうみても完璧だとおもうんだけど。」

「その態度です。では」


掴まれていた腕を振りほどいて、教室に戻り、

先生になんとか説明して、納得してもらった。