1ヶ月彼女~憧れの先輩を追いかけて~


「あぁ..」

「その前にさ..美來ちゃん見えてるから...
 出ておいでよ。」


そう私一応隠れてました__
バレてたみたいで...


「で?話は?」

「で、嘘だって言ったあと悪いんだけど、
 俺さ~聞いちゃったんだよね。
 美來に告ったって」

「で?どうしたの?俺は自分の気持ちをただ伝えただけ。
 諦めるつもりはないけどね」

諦めてなかったんだ...。

でもごめんなさい。裕木先輩気持ちには応えられないです。


「俺らさっき付き合う気になったから、
 美來諦めてくれる?」

「人の話を聞け。」

とまた蓮夜の頭を軽くたたいた。

「イッテェ..なんだよ!!」

「俺は諦めるつもりはない。
 美來ちゃんにお前振られるかもしれないし?
その時まで俺待ってるから」


「それはないとおもう」

と自信満々に答えた。

私は振らないかもしれないけど、

私が振られるかもしれないのにね...はは...。