1ヶ月彼女~憧れの先輩を追いかけて~



「さっさと言え..」


「わ..わかったから。落ち着いて」


蓮夜はコクりと頷いた。
嫌だけど、別にいいよね。
これくらい言ったって言う必要ないとおもうけど__


「裕木先輩に告白された。

 もちろん好きだったし、迷ったけど、

 OKする気にもなれなくて、

 断った。

 それだけだけど...」


「へぇ...ぜぇ」

「え?」

「うぜぇって言ってんの。」

「ごめんなさい。」

「お前じゃねぇよ。」


私の頭の上にはまたはてなが浮かんだ。

首を傾げてると..

「はぁ」とまた蓮夜がため息をついた。

結局私は何が何だかわからなかった。


蓮夜によると..歩けるらしいけど、

まだ痛むらしい。

まああと2日あれば学校これるだろう。


やっと、安心できる気がする。


蓮夜がいない時から、

チャンスだとおもって女子たちがばんばんと

悪口を言ったり、別れろと言ったりしてくる。

正直なにされるか怖かった。


恋音ちゃんと桃佳ちゃんにはまだ何もされてないから

大丈夫...だと思ってた。