「さっさと言え..」
「わ..わかったから。落ち着いて」
蓮夜はコクりと頷いた。
嫌だけど、別にいいよね。
これくらい言ったって言う必要ないとおもうけど__
「裕木先輩に告白された。
もちろん好きだったし、迷ったけど、
OKする気にもなれなくて、
断った。
それだけだけど...」
「へぇ...ぜぇ」
「え?」
「うぜぇって言ってんの。」
「ごめんなさい。」
「お前じゃねぇよ。」
私の頭の上にはまたはてなが浮かんだ。
首を傾げてると..
「はぁ」とまた蓮夜がため息をついた。
結局私は何が何だかわからなかった。
蓮夜によると..歩けるらしいけど、
まだ痛むらしい。
まああと2日あれば学校これるだろう。
やっと、安心できる気がする。
蓮夜がいない時から、
チャンスだとおもって女子たちがばんばんと
悪口を言ったり、別れろと言ったりしてくる。
正直なにされるか怖かった。
恋音ちゃんと桃佳ちゃんにはまだ何もされてないから
大丈夫...だと思ってた。

