なんとか入学式がおわった。

ちなみにさっき入ってきた先生が私たちの担任。
女の先生。

若くて小さくて可愛い先生

夏木先生<ナツキセンセイ>

他の子達には「なっちゃん」と呼ばれていた。

とりあえず席にみんなつくと

「さっきも紹介されてたように夏木です。
 これから1年間よろしく」

いい先生でとりあえず助かった。

するといきなり先生が、

「宮下さん」

「はっはい!」

いきなり出された名前に驚いた。


「海愛って知ってるかな?」

「知ってます。夏木海愛..って..え!」

クククと先生は笑いながら、こう言った。

「海愛は娘。まあよろしくね?」

「あ、はい。」


これで話は終わりだと思っていた。
なのに先生はこんなことを言った。

それにそのせいで、私の運命が変わるとは__