走って病院を向かっている途中
いろんな人からの視線があった。
それに結構痛い。
やっと病院に着いた。
受付カウンターに行って、看護師さんに病室を教えてもらった。
「○○○号室です。」
私は走ってその部屋を探した。
「○○○号室..あった。」
開けようとしたその時声が聞こえた。
「蓮夜くん..大丈夫?」
「いいから帰れ。恋音(カノン)」
「今日はついててあげるから。」
「帰れって言ってんだろ?!」
そう言って怒った蓮夜。
恋音という子はびっくりして、
帰って行った。
正直私も帰るか迷った。
今の蓮夜は怒ってるから。
でも、ここまできたのに帰れる?
帰れるわけがない!もしキレて怒ってきたら、
怪我したところを思いっきり殴ってやる。
そして私は開けた。

