ガラガラ..

「失礼します。」

「あら、美來ちゃんどうしたのかしら?」

「昨日一緒に蓮夜といましたけど...」

「そうなのね、じゃあ話すわね。」


まさかここまで自分が驚くとは。
本当に後悔した。
先生の言った言葉は

「昨日蓮夜くん家に帰る途中事故にあって。」

「え?!」


そう、帰る途中に蓮夜は、
普通に車がきていないか確認して、
道路を通っていたと見ていた人はそういったらしい。

だが、いきなり車が来て、突っ込んできたとのこと。

一応今は意識不明なだけであって、
死ぬことはない。らしい。


「先生...ですか。」

「え?」

「どこの病院ですか。」

私は泣いていた。
先生はすごく驚いていた。
すぐに私にその病院の場所を教えてくれた。

「すいません。行きます。」

「そうね。行ってあげてちょうだい。」


先生は簡単に許してくれた。
私はなんであんな憎い奴を
心配してるのかわからないが、
泣きながら走っていた。