「私、教室に戻りますっっ!!」



「まだ、いいわよ。ここにいても。今、授業中だから!それにあなたのクラス今、自習中でしょ?なら、私とお話ししましょ♪」



おい、おいあんたそれでも教師かょ!


まぁ、いいや!さぼれるし♪



「何の話しします?」



「んー?ぢゃあ、私と椎名さんの恋バナでも♪」



きた……。先生、こういう話し好きそうだしね……。



「ぢゃあ、先生から話して下さい♪」


「いいわょ♪私、中学生の時にね恋人がいて私はその人の事がずっと好きだったから告白されて嬉しかったの。でもね、ウソだったの。クラスでゲームをして負けた人は、今から会った人に告白するって罰ゲームだったらしくてね。その告白をされたのが私だったの……。」






私は、先生の話しを聞いていると自然と頬に涙がつたっていた……。



「ぇ?椎名さん?どうしちゃったの?」




「あっ、すみません。」





私がその後、涙を流していると…。











ガラガラ…。


と、保健室のドアが開いた……。