~thesky ~

それは雪だった。

「あっ・・。これは秋から無理やりつれてこられて・・。」

弁解してると女子の視線が一斉に集まる。

「き 今日は先に帰るね!

葵にもつたえといて!

部活がんばってね!」


そうやって秋を引き連れてそそくさ帰る。

「お おう!じゃあな!」

遠くから雪の声が聞こえた。




「・・葵君と空君と一緒にかえらなくてもいいの?」

秋が心配そうにみてくる。

「いいのっ!。」

私たち3人が幼馴染なのは学校でも有名。

でも雪と葵は目立つからあんまり一緒にいたくない。

特に空は生徒会もやってるから特に。

きっと私の中にはあのときの心の錘がささったまま

なんだろうな。

私 馬鹿みたいだな。

もう違うのに 昔のことおもいだすなんて。

「それより秋は葵のこと すきなんでしょ?。

応援してるよ!」

「う うん//.がんばってみる!」

気合をいれてる秋の顔に

私はつい笑顔がもれてしまう。

「な//なによ~!」

「別に~?」

そうやって2人で笑いながら帰った。