大切な仲間と思い出~私たちの二年半~











 「はい」





私は、それしか言うことができなかった。





―ダムダム、キュッ、キュッ





ボールの音、バッシュの音…。





約二年九か月前のことなのに…。





今でも、鮮明に覚えている。