夢西家と我宮家は出会った。




両家はそれぞれ不思議な力を持っていた。





ある者は人の心を読み、ある者は治癒力に長けていて、ある者は空気を操りモノを浮かせ、またある者は水を操ることができのだ。





その力は千差万別だった。









あるところに、夢西家の子息、夢西綴という男の子と、我宮家の子息、我宮昴という男の子のとても仲の良い幼馴染みがいた。








彼らは、幼い頃、約束をした。




大きくなったら、二人で探偵になって探偵事務所を建てようと。









そして出来たのが

『探偵事務所』




名前はまだない。








そこを継ぐのは彼らの子供達…




夢西鈴と我宮真月だ。