ナギサには才能もひらめきもあったけど
それを『商売』にする
熱意が全然ない。
だから、
私が仕方なくサポートしていたら、
ここまで大きくなったんだけど…
まさか、
私こんな才能があるなんて
思いもよらなかった。
マネージメントも
経営学も面白い。
流石に法律関係までは勉強不足だけど。
もっともっと
世の中にナギサの『作品』たちが
広まることが
私の仕事。
まぁ、
とりあえずは、その天才社長を確保して仕事をさせるのが
目下の私の仕事なんだけどね。
あんまりため息をつくと
幸せが逃げちゃうから、
文句と一緒に飲み込んだ。
まったく、
手間がかかる『社長様』

