「・・・ミユキと気が合えば一番いい。」
「・・・?はい?」
どういう意味だろう。
どういう意図があるんだ?
俺は一瞬頭が真っ白になる。
「ミユキと仲良くなってくれれば
俺がーーー逃げやすくなるし、
ミユキが俺にかまう時間も無くなるだろ?」
当たり前だろ?と言わんばかりに社長は
空を仰ぐ。
「---は?
ということは、
あの美人秘書さんを口説けと?」
「そこまで入ってない。
ミユキのガードは固いし。
多分、年下は好みじゃない。」
「はぁ・・・でも・・・」
チガウと思う。
あの美人な秘書さんはーーー
「押しに弱い・・・?」
ぽそりと俺はつぶやいた。

