「ま、気にせず、 大人しく 社長の『お守役』の新人教育制度を受け入れればいい。」 「・・・はぁ・・・。 あの・・・なぜ俺なんですか?」 一応、聞いてみた。 まぁ、 新入社員がこういうこと聞いたら ダメなんだろうけど。 「だからーーー」 社長は 赤いメッシュの髪をぐしゃっと掻き分けてから はぁと軽く息を吐いた。 「・・・だから、素直だから。 ミユキと合いそうだろ?」 す・・・ 素直???!!! 初めて言われた。