敏腕美人秘書のみゆきさん ■


「・・・あのなぁ。アサコーー・・・」

ナギサはめんどくさそうに髪をかき上げた。

金色の髪がきらりと太陽に光る。



「斉藤。
 ムービースタンバイして。」

「へ??」


急に話しかけられた斉藤君は
間の抜けた返事をして、

慌てて
自分自身の携帯のムービーをスタンバイさせる。