あの頃より きっと。




3人で仲良く歩き続けると、目的場所に到着した。

中央には大きなクリスマスツリー。

イルミネーションで飾られたツリーは、白い景色にとてもよくはえた。





「綺麗でしょ?」





美優がニコニコしながら、ツリーを指差す。





「彩穂綺麗なの好きだから、見せてあげたかったの」





麻紀も、ふんわりと笑った。





「そうそう、パワーストーンとか…」





そういえばそうだ、パワーストーン。

彩穂はその存在に今気がついた。