あの頃より きっと。




こうやって優勝できたのも、仲間の声援があったから。

そもそも、自分だけでは最後のあの試合に出れていなかったかもしれないのだ。

そんな大切な仲間に、すぐに感謝を伝えたい。

階段を下り終えて少し進むと、そこには見慣れた笑顔があった。

麻紀、美優。





「あーーー!彩穂―――っ!!」