「このあたりに、パワーストーンショップってやつがあるだろ?俺の妹がそこに行ったらしくて、この間わざわざ俺にも買ってきたんだよ」 そう言った雷がカバンを開け、何かを手にとった。 すると、雷の手のひらの中で半透明の薄い赤色の石が光っていた。 「わぁ、キレイ!妹さん、こういうの好きなんですね」 「いま小学生だからな。好きらしい…」 彩穂も、こういった物が大好きだった。 キラキラしていて、見ているだけでも楽しくなるような物。 目を輝かせた彩穂に微笑むと、雷は彩穂にパワーストーンを渡した。