「今日…実は風磨とバスケやる予定だったんです……」





彩穂の涙が大分おさまると、彩穂は雷の腕の中から離れて、雷の向かえにあたる机に腰掛けた。

それでも2人の距離は一歩くらいしかなくて、手を伸ばせばすぐに届く。





「そうなんだ…いつ約束した?」