蹴られたお腹、太もも、背中がまだ重く痛んでる。 そんなあたしに気遣ってくれながら、あたしたちは部屋の中へ入った。 「比嘉さんは、あのお父さんにいつも耐えていたんですね。 でも、変なところに行くのは許さない」 「‥と…じょう…?」 「俺と、結婚してください。 そうすれば俺は君をこの家で住まわせることができる」 東条、いま何て言った!? け…結婚!? 「冗談だよね…?」 「いたって本気です。 夫婦なら、一緒に暮らしてもいいんですから」 そっ…そういう問題!?