次の日
私はまた朝一で登校した。

教室へ向かうと手鏡を出し、先生がこの前褒めてくれた三つ編みを結い始めた。
しばらく本を読みながら外見ていたら先生の赤い車が目に止まる。

よし!

私は気合いを入れて職員室へ向かった。

「あ! 野薔薇、おはよー」
「おはよーございます。先日はすみませんでした。」
「ん? あー、気にすんなって!」
「あ、あとネックレスもありがとぉございました。」
「野薔薇の持ち物に俺の指紋残しちゃった(笑)」
なんか、今日の三浦先生やたらと私に絡んでくるな…
あれ? 田島がいない
「…あの、田島さんわ?」
「そぉいやこねーな」
「先生、この前の言いましたか?」
「言ってねーよ? 時間無かったし」
「そぉですか。 どうしたんですかね…」
「遅刻じゃねーん?」
そか… だよね?
私がこの前キレたのと関係ないよね?
「あ、俺そろそろ朝練行くわ!」
「あ、はい。 呼び止めてしまってごめんなさい。」
「大丈夫ー! 行ってくる!」
私は笑顔で手を振った。
教室へ戻るとき私はルンルンだった。