そして、即後悔。
何てことを言ってしまったんだろう。
彼女に意味が通じてなかったとしても謝るべきなのだろうか…
うわーーーー

そして、あっという間に時間が過ぎ
給食の時間がやってきた。
なんとなく三浦先生に会いたくなくて行くのを控えた。
給食もゆっくり食べ、5時間目の体育は保健室でサボった。

しばらくベットの上で寝ていると保健の先生がカーテンをあけて
「ちょっと職員室で仕事してくるけど1人で平気？」
「はい、寝てるので大丈夫ですよ」
「ごめんね。誰かヒマな先生いたら来てもらうから」
「分かりました」

ふぅ…
静かだな…
落ち着く。
やっぱり給食室行けば良かった…
三浦先生に会いたい。

起き上がっていると涙が出そうなので私は横になった。
その時、保健の先生の代わりの先生が来た。
「野薔薇ー？」
え！？　三浦先生？？
「野薔薇、大丈夫か？」
「なんで三浦先生なんですか？」
「俺との約束破って、5時間目サボってる野薔薇ちゃんの顔が見たくて」
「あ…　約束破ってすみませんでした」
そうだ、昨日「明日は負けない」って言われたのに
「田島になんか言われた？」
「まぁ、ハッキリ言われました。」
「なんて？」
「私は三浦先生の事本気で好きだから邪魔しないでくれと…　邪魔するなら潰すって言われて、それで私…　英語でキレてしまったんです。」
私は正直に話した。
自分が田島さんに切れてしまった事も…
「そっか…　それで俺にも会いたくなくなっちゃった？」
「はい…」
「田島には俺から言っておくよ。」
「私が言ったとバレてしまうのでやめてください！」
「そう？　野薔薇がやめてほしいことはしないよ」
「すみません」
「ほら、体調悪いんだろ？　後20分だけど、休みな」
「はい」

三浦先生…
ごめんなさい。
迷惑かけてしまって…

心の中で懺悔しながら私は眠りについた。