「名前」

「へ?」


「名前教えろ」

ぁ、名前…か

「菜月だよ」


「菜月…。俺は隆輝だ」


「隆輝…ね。よろしく」



「あぁ…」


「ぢゃあね。また会えたらいいね」



うん。また会えたらいいなぁ


「またな」



そおいって、何処かに行ってしまった。




現実に戻される。


家に帰ると


「菜月‼テメェなんで俺の酒買ってこねぇーんだよ!」

ドコっ!

パシンっ!


鈍い音がまじかで聞こえてくる…




私わ虐待されているのだ…



やめて!と言ったら何されるかわからない

だから何にも言わずに

ただ


耐える


「オラァァァア‼」

ドカっ!
「……くっ!」

さすがにイスを投げたら痛い

肩にあたった…

痛い


痛い


痛い



苦しいよ



だれか



助けて……