俺は中林に話してくれてありがとうと言った。



それから中林に俺も同じ事を言ったと思う。



浮気だとあいつを許さない。



俺は決めた花梨を俺のものにする。



花梨を泣かせたりしない。


花梨を一生大切にする。



「中林本当にありがとうな。俺花梨に告白して、


断られても花梨のそばにいてずっと守ってやりたい。

決めたよ。もうあいつに遠慮はしない。」



中林は田村君カッコいいねぇと笑った。



とにかく俺たちはマンションに帰る事にした。



俺はあいつが花梨の部屋から出て来るのを待った。