私は友章を見た。「私の話を聞いてくれるかな?」



友章は少し動揺しながら、ああと答えた。



「私友章が大好きだった。ずっと一緒に笑っていたかった。



友章が何回浮気しても、バカみないに許しちゃって、

友章も不安だったなんてちッとも気付かなくて、


自分だけが可哀想に思ってた。でも私も浮気しようとか思った事はなかった。


友章がいつもごめんって泣きながら謝るから、


そんな友章が嫌いになれなくて抱き締められると、やっぱ私愛してると思った。

でもごめん。今はもう愛せないんだ。


もう私は友章を愛していない。


嫌いになったんじゃないけど、


ごめん友章より好きな人が出来た。


友章のおかげで、私陽人が好きなんだって気付いた。

だからもう友章とは付き合えない。」