中山さんは見た目は紳士的なのに、なぜか軽い感じがした。


彼氏がいると言っても諦めないと言うし。


「必ず電話かメールしてね。連絡まってるから、昼休みにお店に来てよ。」



彼はお先にと帰って行った。



「中山の名刺をどうして受けとるかな。」



だって、あの場合突き返すのも失礼だし、会計室で助けてもらったわけだから。


会計室で中山さんに助けてもらった話をするしかなかった。



私の話に呆れてる二人。



「三枝木主任は、可愛い花梨ちゃんをひがんでるんだね。」



中林君が三枝木主任の花梨ちゃん虐めは続づくと思うと言った。



どうして、そうなるのかな。



「俺が三枝木主任に話すよ。」



駄目だよ。


これ以上三枝木主任に怒られたくない。


今は三枝木主任を刺激しないのが一番だと思う。


その為に我慢するしかないんだ。



陽人の気持ちは嬉しいけど、今はそっとして置いてほしい。