｢陽人、キスしよ。｣



陽人を抱き締め何度もキスした。



何故かみんなが陽人と引きはなそうとするから、泣きながら暴れ続ける。


｢嫌だよぉ。離れたくない。｣


泣きながら叫んだ後の記憶が消えてる。



気を失ったらしい。



目が覚めると、自分の部屋にいた。



あれ、何で部屋にいるのだろうか。



確かお花見をしていたはずだ。



慌ててベットから起き上がると、頭がガンガンした。



これってもしかして二日酔いなのか。



記憶にはないけど、お酒を飲んでしまったのかな。



誰かがいる気配がして、恐る恐る回りを見ると、何故か陽人がいた。



｢何で陽人がいるの。｣



陽人の目が怖いんですけど。



｢おまえは昨日の事、何も覚えてないのか。｣



はいまったく、記憶にごさいません。



呆れ顔の陽人。



｢花梨は酒飲むといつもああなるのか？｣



ああなるとは、もしかしたらキス魔の事でしょうか。



あちゃ、又やってしまったのか。



人前でお酒は飲まないようにしてたのに。



今度は何をやらかしてのか、怖くて聞けない。