缶酎ハイ二本飲んだあたりから記憶が定かでない。



かなりハイテンションになった私は陽人に抱き、陽人の頬にキスをした。



ずっとウルウルの目で陽人を見つめると、かなり焦る陽人が可愛いくてたまらない。


楽しいなぁ。


酎ハイ大好き。


陽人を可愛いく思えるなんて、どうかしたみたいだ。


やだ、私ったら酔ってるのかな。



陽人の首に手を回し、抱き付いて唇にキスをした。



大丈夫。


誰もいないんだから。


二人だけの世界。


あれ、なんかおかしいかも。



誰か止めてください。



回りがざわざわさてるのは、どうしてかな。



誰かいるのでしょうか。



それでもにやにやしたまま、陽人に抱きついた。



陽人も嬉しそうだから、まぁいいか。



このまま眠ってもいいよね。



新入生たちに話かけられても、全く聞こえない。



もう一度陽人を見つめた。