それから陽人と二人で頑張った。



喧嘩もして一杯泣いた。



ても殆んどが私の我が儘。


陽人の元カノがマンションに来た時は大変だった。



陽人の気持ちは分かってたけど、



彼女が突然来た事に怒りもしないで、



泣いてる彼女を宥めて、彼女を送って行く陽人。



私は悔しくてマンションを飛び出て美園さんのとこに向かった。



でも陽人には私の居場所がすぐ分かってしまい、



迎えに来る。



「もう二度と来ないでって言ったから安心して帰っておいで。」



なんて優しい事言って私を抱き締める。



もう私以外に優しくしないで。



自分がこんなに独占欲が強いなんて知らなかった。



陽人の事がこんなに好きだなんて。



気が付いたら陽人にドップリつかってしまっていた。


陽人がいない生活なんてあり得ない。