マンションに帰る車の中で私はため息ばかりついていた。



陽人がそんなにため息つくと幸せが逃げて行くぞ。



今自分に起きてる事が現実なのかさえ分からないでいる。



陽人が店長になるんだよ。


それを支える私。



いったいどうすればいいのか?



あぁぁもう駄目何も考えれない。



陽人もさっきからあまり話さない。



社長が言った事どう思ってるんだろう。



陽人は社長の後を継ぐと言ってたし、



私は迷わず陽人についていけばいいのだろうか?



多分陽人も悩んでいるのだろう。



社長が言った通り時間はある。



二人で考えようね。