友章は暫く考え、「分かったそれでいいよ。」



マンションの前で話すのはは目立つ為、陽人のマンションの中に入る事にした。


落ち着かい友章。



私は陽人と並んで座った。


その向かい側に友章。



暫く無言のまま。



友章が話し出す。



「俺花梨と離れてこんなにも花梨が好きだったって分かった。


お願いだよもう一度だけ俺にチャンスをくれ。


俺こんどこそ花梨を大切にする。


キズつけたりしない。約束するから。」



私はただ首を横に振った。


声が出ない。



何か言わなきゃって思えば思うほど、言葉が出てこなくて私は困ってしまった。


私は陽人の手を握りしめる。