仕事に行ったものの時間ばかりが気になり落ち着かなかった。



そんな私の様子に気づきパートの長谷川さんが、



「さっきから気になってるんたけど、花梨ちゃん顔色わるいけど大丈夫?」



長谷川さんにまで心配かける訳にはいかない。



「私は少し寝不足なだけだから大丈夫です。」



昼休みは陽人と時間を合わせ昼食をとった。



陽人も私の顔色が悪い事に気付き、



「花梨無理してないか?なんなら今日彼と会うのはやめる?」



私は首を横に振った。



それは駄目。



どうしても今夜かたをつけない。



こんな思いで毎日過ごせない。



「陽人私もう逃げたくない。


陽人がいてくれれば大丈夫だよ。」