陽人が帰って来たのはもう24時近くだった。



私は眠れなくて起きていた。



陽人が寝ていて良かったのに。



だって寂しくて眠れなかった。



なんて言ってしまった。



陽人は嬉しそうに笑い抱き締めてくれる。



陽人が好き。



陽人が今日はバカに素直だと又笑う。



「だって陽人がいないの始めてだったし、



一人ご飯食べてもおいしくなかった。」



陽人は、ごめんごめんと何度も手を合わせる。



我が儘な私でごめんね。



陽人はそんな我が儘な私も大好きって、



言ってくれるの。



嬉しくて又涙が溢れた。