それからはみんなで騒いだ。



私はお酒は一滴も飲んでなかったが、



みんなに陽人との事をからかわれ真っ赤になっていた。



花梨は大人しい顔をしてる癖に行動力が凄いと言われた。



うーんそうなのかな?



まぁ一人じゃ何も出来なくて、いつも誰かに助けてもらっている。



今だって陽人に頼りぱなしだし、



本当にこれでいいのだろうか?



落ち込む私の顔を陽人が見る。



陽人が耳元で、「花梨何考えてるの?


みんな分かってくれたし、俺たちの事応援してくれてるんだからさ。


そんな顔しない。


ほらいつもの花梨らしく笑って。」



陽人にこのまま甘えていいの?



陽人はいいの!



花梨一杯甘えてよって抱き締める。



みんなが見てる事なんて気にしてないんだから。