私はもう夢の中にいるようだった。



こんなに優しく愛されたのは初めてだったから。



涙を流し続ける私に陽人が、



「もう泣かないで花梨俺といる時は笑って。」



嬉しくて陽人にしがみつくと、



「花梨もう一回したいの?」って囁かれ私は真っ赤になった。



もう陽人ったら意地悪なんだから。



こんな幸せでいいのかな?


ベッドの中でしばらく二人でじゃれ合って、



いつの間にか二人で眠ってしまった。



目が覚めた時夢じゃなかったって、



横で眠る陽人の唇にキスをした。



このままこうしていたいな。



私は眠る陽人の顔をずっと眺めていた。