「花梨もういいから、昨日は花梨を守れなくてごめん。


俺はバカだから花梨が俺の事好きだなんて、


思ってもみなかった。昨日あいつが来た時、


俺は彼氏じゃないから、花梨を抱き締めていられないと思ったんだ。


花梨をどんな事しても離さなきゃ良かったよ。


ごめん辛い思いをさせて。」



「ううん私こそごめん。陽人がこんなに好きなのに、

友章を拒めなかった。友章に抱かれたのは、愛情じゃなかった。


どこかで気持ちが覚めて、どうでもよくて私って最低だよね。」



「花梨もういいから、何も言うな。俺は過去の事は気にしないよ。


俺は花梨が好き愛してる。

俺はこの二年間花梨に恋してたから、


彼の存在も知ってたけどどうしても諦めきれなくて、

今は本当に嬉しい。


花梨に俺の思いが届いた事が最高に嬉しいんだ。」