「いつまでも終わらないつもりか?何度やっても結果は変わんねーぞ?」

......コイツは僕を馬鹿にしているのか?何故そんなに自信満々に言えるのだ?

「.........僕が負けた事になっているのか?」

「まぁ、そーゆー事になるな。」

「...そうか、」

ならば仕方がない。
殺す目的の奴の言う事など聞きたくないが最低限聞いてやろう。
約束は守る主義だからな

「...で、どうすればいいんだ?」

宮野蓮は座り込んで膝を叩き
「こっち来い」と言う。

敵であるお前の個人空間に入れと言うのか?

そんな危険な事できん。僕が油断して殺られたらどうする...

「ごちゃごちゃ考えてねーで来いって」

そう言って僕の手を引っ張り僕の頭を膝に乗せた。
いわゆる“膝枕”状態である。