誰・・・・?
声のするほうを見ると、そこは音楽室唯一の窓で、
何時の間に開けたのかな?そこには男の子が寄りかかっていた。
見たことない。誰?この人・・・。
その人は少し赤みがかった茶色の髪で、
よく見ると、背が小さかった。
その人の顔には、無数の傷が何個もあった。
『えと・・・。ありがとう。
でも、まだ完成してないの・・・』
『まじ?そんだけ弾けて完成じゃねぇの!?
わっかんねぇなぁ。ピアノって・・』
『あはは。そうかな?あたしはまだまだ下手だから・・。
友達はもう完成してるのになぁ・・・』
あたしはそういってピアノから離れた。
ゆっくりと男の子に近づく。
『は?どうし―――』
男の子は焦ったように数歩後ろに下がった。
『ちょっと待って!』
あたしは逃げようとする男の子に声をかけて
顔の傷に手を伸ばした。
『つっ・・・!!』
『ごめん!痛いでしょ?ちょっと待ってね』
あたしはポケットから絆創膏を取り出した。
ピアノの鍵盤が彩られた、あたしのお気に入りの絆創膏。
『これ・・・・』
『はい!出来た!男の子だから、あんまりピンクとかは
使えないよね。かわいそうだもん。だから、それにしたけど、
大丈夫かな?』
これなら、モノクロだし、近くでみないとわかんないよね。
あたしはよしって呟いて再びポケットに手を入れた。
『それから、この絆創膏、あげる。使って』
なかなか受け取らない男の子の手に無理やりしのばせる。
あ。この人の手・・・。
『綺麗な手だね。ピアノ、向いてるよ。君』
あたしは笑顔でそういった。
男の子は照れたように口をあけたままだった。
『だから、もう喧嘩なんてしないで?
せっかく、かっこいいんだから』
『は・・・・?え・・・・?』
あたしがそういうと、更に顔を真っ赤にした男の子は
そのまま背を向けて走っていった。
声のするほうを見ると、そこは音楽室唯一の窓で、
何時の間に開けたのかな?そこには男の子が寄りかかっていた。
見たことない。誰?この人・・・。
その人は少し赤みがかった茶色の髪で、
よく見ると、背が小さかった。
その人の顔には、無数の傷が何個もあった。
『えと・・・。ありがとう。
でも、まだ完成してないの・・・』
『まじ?そんだけ弾けて完成じゃねぇの!?
わっかんねぇなぁ。ピアノって・・』
『あはは。そうかな?あたしはまだまだ下手だから・・。
友達はもう完成してるのになぁ・・・』
あたしはそういってピアノから離れた。
ゆっくりと男の子に近づく。
『は?どうし―――』
男の子は焦ったように数歩後ろに下がった。
『ちょっと待って!』
あたしは逃げようとする男の子に声をかけて
顔の傷に手を伸ばした。
『つっ・・・!!』
『ごめん!痛いでしょ?ちょっと待ってね』
あたしはポケットから絆創膏を取り出した。
ピアノの鍵盤が彩られた、あたしのお気に入りの絆創膏。
『これ・・・・』
『はい!出来た!男の子だから、あんまりピンクとかは
使えないよね。かわいそうだもん。だから、それにしたけど、
大丈夫かな?』
これなら、モノクロだし、近くでみないとわかんないよね。
あたしはよしって呟いて再びポケットに手を入れた。
『それから、この絆創膏、あげる。使って』
なかなか受け取らない男の子の手に無理やりしのばせる。
あ。この人の手・・・。
『綺麗な手だね。ピアノ、向いてるよ。君』
あたしは笑顔でそういった。
男の子は照れたように口をあけたままだった。
『だから、もう喧嘩なんてしないで?
せっかく、かっこいいんだから』
『は・・・・?え・・・・?』
あたしがそういうと、更に顔を真っ赤にした男の子は
そのまま背を向けて走っていった。
