『え?コンクール?・・・・あたしたちが?』
奈々と知り合って、3ヶ月たった10月の上旬。
あたしと奈々は先生に呼び出されて、
コンクール出場を薦められた。
あたしがコンクール?無理無理。
そう思いながら奈々をちらっと見た。
奈々は目を輝かせて先生を見つめていた。
奈々、本当にピアノ大好きなんだぁ・・・。
『出ます!!』
急に奈々がそういった。
先生はにっこりと笑って賛成してくれた。
奈々に書類と課題曲用の楽譜を何冊か手渡した。
『この中から2つ選んで持ってきて。
レッスンは来週から。頑張ろうな』
先生がそういうと、奈々は嬉しそうに楽譜を抱きしめた。
先生の視線の先はすぐにあたしへと向けられた。
『で、お前はどうする?五十嵐』
『あたし・・・は』
あたしは考えた。あたしはまだまだ下手なのに、
こんなコンクールなんて、出てもいいのかな?
失敗したらどうしよう・・・。
でも、
その不安はすぐになくなった。
『一緒に頑張ってみようよ!真奈美!』
『奈々・・・』
あたしの隣で、無邪気に笑う奈々がいたから。
『先生、あたしも出ます。よろしくお願いします!!』
あたしは決心してそういった。
先生はいきなり立ち上がってあたしの両手を掴んだ。
『え・・・?』
『五十嵐、よく言ってくれた!!実は先生は前から目をつけていたんだ。
レッスン、よーくみてやるからな!頑張れよ!!』
『え・・・あ、はい!!』
びっくりした。あたしは同様しながらも返事をして奈々と一緒に
職員室を出た。
あたしはまだ、知らなかったの。
先生のこの言動が、あたしたちを狂わせたなんて・・・・。
―なんで、真奈美だけ・・・・?―
奈々と知り合って、3ヶ月たった10月の上旬。
あたしと奈々は先生に呼び出されて、
コンクール出場を薦められた。
あたしがコンクール?無理無理。
そう思いながら奈々をちらっと見た。
奈々は目を輝かせて先生を見つめていた。
奈々、本当にピアノ大好きなんだぁ・・・。
『出ます!!』
急に奈々がそういった。
先生はにっこりと笑って賛成してくれた。
奈々に書類と課題曲用の楽譜を何冊か手渡した。
『この中から2つ選んで持ってきて。
レッスンは来週から。頑張ろうな』
先生がそういうと、奈々は嬉しそうに楽譜を抱きしめた。
先生の視線の先はすぐにあたしへと向けられた。
『で、お前はどうする?五十嵐』
『あたし・・・は』
あたしは考えた。あたしはまだまだ下手なのに、
こんなコンクールなんて、出てもいいのかな?
失敗したらどうしよう・・・。
でも、
その不安はすぐになくなった。
『一緒に頑張ってみようよ!真奈美!』
『奈々・・・』
あたしの隣で、無邪気に笑う奈々がいたから。
『先生、あたしも出ます。よろしくお願いします!!』
あたしは決心してそういった。
先生はいきなり立ち上がってあたしの両手を掴んだ。
『え・・・?』
『五十嵐、よく言ってくれた!!実は先生は前から目をつけていたんだ。
レッスン、よーくみてやるからな!頑張れよ!!』
『え・・・あ、はい!!』
びっくりした。あたしは同様しながらも返事をして奈々と一緒に
職員室を出た。
あたしはまだ、知らなかったの。
先生のこの言動が、あたしたちを狂わせたなんて・・・・。
―なんで、真奈美だけ・・・・?―
