「あの、ゴムと眼鏡返してもらえます?」
「えぇ、でもその前にいくつか質問をさせてもらうわ。よろしくて?」
「あっ、はい。」
「貴女は龍神様達のなに?」
「えーっと、あの、確か………
あっ、龍姫とか言ってました。」
「は? ……じゃあまさか、貴女來希様の彼女なの?」
「え? 彼女? なにいってるんですか。
私あの中の誰ともカレカノの関係じゃありませんよ?」
「じゃあどうして貴女が龍姫なの?」
私はしょうがなくこの人に昨日のことを説明してあげた。
多少ハブったけど(笑)
「來希様は貴女に気に入ったって言ったの?」
「え、そうなんじゃないんですか?
知らないけど。」
「そう、貴女鈍いのね。」
「は? なにいってるんですか失礼な」
「あら、ごめんなさい」

